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…と言うことで「BOSTON」です。 [音楽]

予告通り「BOSTON」です(笑)。
アメリカの大都市の名前ではありません(KANSASでも同じネタだったな)。

数年に一度、ほとんど予告もなくアルバムを発売し、なぜかヒットチャートの上位にランキングされる伝説のバンドです。
もっとも、バンドの成り立ちがトム・ショルツのワンマンプロジェクトですから、気が向いたときに「できたよ~」と言うノリで発表するのでしょう。
作詞作曲はもちろん、レコーディングではほとんどの楽器演奏をこなし、さらにエフェクターやレコーディング機材まで作ってしまう理科系天才として有名です。
マサチューセッツ工科大学卒業のアーティストとしても、他に類を見ない存在ですね。
この人、音楽以外に特許だけでも十分飯が食えるんじゃないでしょうか。

最初のアルバムに書かれた言葉は「ノーシンセサイザー」「ノーコンピューター」。
本当に手作業の多重録音で作られたのは特筆すべき点です。
はじめにトム自身のデモテープを聴いたレコード会社の関係者が、一人で作ったことを信じなかったという逸話が残されています。
その後のアルバムにも「ノーコンピュータ」という言葉は残されますが、シンセサイザーは、一部使うことになり削除。

その後、レコーディングとツアーのためにバンドが集められ、1976年にデビュー。
ギターをUFOに見立てた斬新なジャケットでしたね。

boston1.jpg

はじめのアルバムで全米3位、2枚目のアルバムで全米1位を獲得します。



1976年 幻想飛行 Boston
1977年 King Biscuit Flower Hour
1978年 ドント・ルック・バック Don't Look Back
1986年 サード・ステージ Third Stage
1994年 ウォーク・オン Walk On
1997年 グレイテスト・ヒッツ Greatest Hits
2002年 コーポレイト・アメリカ Corporate America

ドント・ルック・バック以降は数年に一度のペースです。(間が開くことを強調するためにディスコグラフィーなんて付けてみました。他のバンドの紹介でもつけますかね)
この間、トムは曲作りの他、大好きな機械いじりに没頭する訳です。

30年近くヴォーカルを務めていた(ウォーク・オン以外)ブラッド・デルプが自殺してしまったせいで、予定されていたコンサートがキャンセルされて以降、ナマのお姿を拝見する機会はなくなっているのが残念です。

今宵は日本酒「一乃蔵 ひやおろし」を飲みながら、アメリカン・ハード・プログレと日本酒は合うなぁ…と訳のわからない納得をしております。



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